寒くなってくるとキャンプ場のシャワーだけではツライですよね。
かと言って、一旦キャンプ場についてテントの設営をして、さっそくお肉なんかを焼いたりし始めちゃうと、いくら近くてもわざわざ車を出してお風呂に行くのも面倒になってしまいます。
ましてやその予定だと、「到着お疲れ様~!」の乾杯が出来ないんですよね…💦
バイクでキャンプツーリングをしていると、
「車だったらヘルメットを被ったりグローブをはめたりしなくていいし、Tシャツにサンダルのままでも行けるからラクチンだしお風呂に行けていいなぁ~」
と思っていたのですが、いざ車でキャンプするようになってみたら、やはり我々の性格の問題なのでしょうが、一旦設営しちゃうと二度とキャンプ場を離れたくない(笑)
もう、どっかりと居座りたいのです(笑)
という事で、いくら車と言えども、冬キャンはお風呂付が条件になります。
至れり尽くせりだけど、ちょっと厳しい面もあるキャンプ場
先日行って来たのは、千葉県山武市にある有野実苑オートキャンプ場です。
以前から名前は知っていたのですが、今回初めて訪れました。
選んだ理由は、お風呂があること以外にもう1点。
なんと都心から1時間ちょっとで行けてしまうのです!
土曜日当日の朝だったのですが、電話をしてみたら何と空いているとの事でさっそく向かいました!
今回途中で買い出しをしたのは、ベイシアフードセンター八街店。
カインズとセリアも同じ敷地内にあったので、忘れ物をしても安心です。
ワークマンもすぐ近くにあったので、防寒が足りなくても買い足せます(笑)
そしてキャンプ場に到着してみると、何だかかわいい感じの受け付けです。
ここはチェックインがちょっと面倒かなー、という感想でしたがこれもコロナ禍の今は仕方ない。
2.次に同意書を記入します。
3.その後受け付けで、お風呂の券とサイト代の支払いをします。
(お風呂は混雑を避けるために16:30~の回と、18:30~の回に分かれています。)
4.そしてサイトの案内図と除菌スプレーを貸与されます。
(チェックアウトはこの案内図と除菌スプレーを指定の籠に返す事で、
チェックアウト完了だそうです。)
受け付けでは色々と注意を受けました。
きっとルールを守らない人達にうんざりしているのでしょうか、結構厳しめのキャンプ場だという印象を受けました。
お風呂やゴミ出し、チェックアウトの時間厳守についてや、洗い場ではBBQの網や鉄板は洗えないという事。炭捨て場もないので、ゴミとしてちゃんと処理する事等など…。
料金は、電源サイト4400円・入場料2400円(大人2名分)・入浴料1400円(大人2名分)です。
ちょっとお高めですけど、キチンとしている良さそうなキャンプ場だという期待感は感じられます。
管理棟ではちょっとした野菜が売っていたり、パスタ屋さんみたいなお店もあるようでした。
受け付けを済ませたら、指定された区画へ車で向かいます。
1サイトが結構広くて、隣とは木や段差で遮られるようになっており、プライベート感があります。
洗い場も流しが沢山あるところや、1個や2個のものが、複数個所にあり便利です。
↓洗い場
トイレも場内には何か所かありました。
お風呂にはドライヤーはないけれど、近くのサニタリー棟に洗面所とドライヤーが設置されています。3つあったかな。
洗濯機と乾燥機もあったので、長期滞在にもよさそうでした。
↓サニタリー棟
抽選で家族風呂があるそうですが、家族風呂以外にも一般用として露天風呂があります。
一般のお風呂は逆に露天風呂しかなく、洗い場も外なのでちょっと寒かったです💦
でも女湯のお湯はちょうど良い温度でよーく温まる事ができ大満足だったのですが、殿方の湯はぬるかったらしいです(笑)
↓家族風呂の入口
トイレは綺麗で、子供達の遊び場もあり、とても良い感じのキャンプ場です。
ここでは久しぶりに木登りしている子供を見ました(笑)
薪も大きなケースが1個1000円とのこと。
今回事前にカインズで買っていったのですが、沢山焚火するならサイトで買った方がお得感があったかも。
ごみは分別して捨てられますが、ごみを出す時間が決まっていて、そこに係のおばさんがいるので、ちゃんと分別していないとその場で直させられるようでした。
特にアルミホイルは缶と同じ扱いだそうなので、知らずに可燃ゴミの袋に入れてしまったのが見えて、「これダメ」って言われてる人がいました💦
どこのキャンプ場に行ってもそうですが、ゴミの分別は地域によって全然違うので、最初にちゃんと把握してきっちり分別しておいた方が良いですね。
あとは消灯は22:20だそうで「守れない人は退場」という看板もありました(笑)
遅くまで騒ぐ人がいたんでしょうね、きっと。
確かに夜中まで騒がれると眠れなくて本当に迷惑なのでそれはやめてもらいたいのですが、「退場」という看板にちょっと怖くなりました(笑)
紅葉には1週間遅かったようですが、場内の木々も良い感じでした。
前回の失敗を踏まえ寒さ対策は万全
さて、今回の装備はイワタニのカセットガスストーブに加え、電源サイトなのでヒーターも持参。
電源は1000Wまでしか使えないとの事だったのですが、たまたま家にあった足元ヒーターが600Wだったので持参しました。
ちょっと違うけど、こんな感じのやつです↓
モバイルバッテリーで使える電気毛布も1枚試しに購入してみました。
そして、シェラフは2重。
前回の尾瀬高原オートキャンプ場での車中泊キャンプがあまりにも寒かったので、今回の装備はバッチリです。
ワークマンのイージスも持参し、これでもか!というくらい暖かグッズを用意してきました(笑)
今回もワンタッチタープでらくちんキャンプ
今回もテント無しの車中泊。
ワンタッチタープを広げるだけです(笑)
さっそく用意してきたジンギスカンで昼の部を始めます。
お風呂に入ってから夜の部を。
シーフードミックスとトマト缶でブイヤベースもどき。
合わせてツナトースト。
お肉にワイン。
焚火にアヒージョで本日は終了です。
楽し過ぎてついつい長くなってしまったのですが、退場にならないよう、22時を過ぎてあわてて歯磨きに行って、ギリギリ22:30に消灯しました(笑)
翌朝はメスティンでご飯を炊いて、前日手をつけなかったハラミを焼いてハラミ丼に💛
これがまさかまさかの絶品でした👍
ベイシアフードセンター八街店で買ったハラミ、美味しかったなぁ~(^_-)-☆
設備などなど
料金
今回の料金は、
電源付きサイト代:4400円
施設管理料大人2名で:2400円
入浴料大人2名:1400円
合計8200円でした。
時期やサイト(ソロサイトもあるようです)によって料金が違うようなので、
行かれる方は公式サイトで調べてみてくださいね。
設備・その他
お風呂は場内にあるし、トイレや洗い場も複数ありキレイです。
洗い場に洗剤はありますが、スポンジはありません。
私が使ったサイトからすぐ近くの洗い場はお湯は出なかったですが、
上の写真を見ると大きな洗い場にはお湯が出そうな蛇口が写ってるんですよね…。
自動販売機もあるし薪も売ってます。
サニタリー棟には、鏡・ドライヤーや洗濯機(有料)も完備。
子供の遊び場あり。
近くにはスーパーやホームセンターもあるので買い物にも便利。
酒々井プレミアム・アウトレットも近いので、帰りにお買い物もできます。
まとめ
今回寒さ対策はバッチリだったので、新しく購入したモバイル電気毛布は使わずにすみました。
寝る時はシェラフを2重にするだけでかなり暖かかったです。
でも、尾瀬のときは車内の空気が冷たくて顔も冷たかったのですが、今回は顔は冷たくならなかったので、尾瀬程は気温が下がらなかったのだと思われます。
キャンプ場全体の印象としては、高規格で整備も整っています。
従業員の方が沢山いらっしゃるので、清掃も行き届いています。
管理棟まで行かなくてもお風呂の受け付けにおじさんが2人いらっしゃるので、聞きたいことがあったら聞けるしとても良いキャンプ場でした。
ぜひリピートしたいと思います!
ただし、最初にも書きましたがルールが厳しく定められているので、アバウトな感じが好きな方は注意した方がいいかもしれません(笑)
事前に以下を確認しておくことをオススメします。
今回はたまたまミニカセットコンロだけで作れるメニューだけにして、炭火焼きをするのはやめようと思い炭焼きセットは持ってこなかったのですが、このキャンプ場はBBQの網や鉄板は洗い場で洗えないとの事だったので、逆にいつものように焼き肉にしなくてよかったと思いました👍
もちろんキッチンペーパーで拭いて、家に持ち帰ってから洗えば良いことではあるのですが、何となくね💦
そして今回気付いたことが1つ。
高規格のキャンプ場では、やっぱりテントがあった方がいい(笑)
車中泊でワンタッチタープはラクチンなのですが、周りがみんな豪華なテントで楽しんでいるのでちょっと恥ずかしい(笑)
どこかの子供に指をさして言われそうです…
「ねぇねぇあの人達テント持ってないのぉー?」って(笑)
豪華なテントを買ったらリベンジしたいキャンプ場です👍
有野実苑オートキャンプ場 | https://arinomi.co.jp/ |
電話 | 0475-89-1719 |
受付時間 | AM8:30~PM12:00、PM13:00~PM16:00 (電話受付定休日:水曜日) |
住所 | 〒289-1222 千葉県山武市板中新田224 |